大晦日イブ

実家。なにもしていない。一歩も外に出ずに陽が落ちてしまった。
昼に起きて母が買ってきた唐揚げを食べて……夜は父が買ってきた猪肉を食べて……
食べたいものをリクエストすると大概叶えてもらえるの、最高だな……
食に関して不自由せずに育ったところは、自分の根底にある楽観的な部分を支えてると思う。
そのせいで中途半端になってる可能性もなきにしもあらずだけど。

どうにかなる、と思えるのも一種の才能だろう。
でも悲しみも怒りもなんとなく、ポーズみたいになってしまう。
悲しんでいる自分がいる後ろで、心底絶望していない自分もいる。
いいのか悪いのかはわからないけど、死んでないんだから結果オーライということにしておこう。


明日は…明日も外に出ずに年越しを迎えそうだな。ゆったりした年越しもいいな。
録画した番組を見て、ゲームして……のんびりしよう。