治癒たる忘却

休み。今日は特に何もしてない。掃除すらしてない。そんな日もあるさ。

今日は給料日。変わらず振り込まれていて安心した。

社員は守る、と言ってくれて、言葉の通り動いてくれた社長に感謝しかない。

でもそのせいでよそにしわ寄せが行ったりとかさ~~~~~そういうの嫌だよな~~~~~~~~

まあ平社員が社の運営にどうこう言うこたできないんだけどさ。気持ちよ気持ち。

 

帰属意識、というか、自己犠牲の気持ち、というか。

そういうの、前の職場でもあったはずなんだけど、前は前で、上手く言葉にできないけれど、前向きじゃあなかったな、という感じがある。

どうにもできないから我慢するしかない、とか。向上、より、死なない(実際は死んでるけどそうと言わないことで誤魔化す)ために模索する、とか。

こうやって前の職場のことを思い出そうとして、ふと気づく。

細かいことがもうあんまり思い出せない。視界が暗いゲームをやっているような、中心だけかろうじて景色が見えて、周りは円形に暗くなっている感じ。

とにかく暗くて、気持ちも重くて、苦しかったけどそれがどこか遠いような。そんな気持ち。

過去のことだからかもしれないけどさ。嫌なことだけ強く覚えてるもんだし。

でももう「何が嫌だった」じゃなくて「嫌だった感情」しか思い出せない。

時間の流れが癒す傷は確かにあるんだなあと思った。

 

傷を癒してくれるのは良いけど、今の仕事のあれこれも時間で押し流されたら困るな。

思い出せることは繰り返し思い出そう……無意識の範囲に押しやって、意識しても思い出せないこともあるだろうけど。