残暑厳しい折、

夏らしいことを何もしなかったことに気付いた九月上旬。まだ暑い。

唯一の夏イベントだった、社員一同で海に行く日は台風でおじゃん。それ以外は職場と自宅の往復しかほぼしていない。

夏なのにずっと長袖長ズボン。夏らしい格好もしていない。

去年は山に行ったり海に行ったりしてた……ような……気がするけどあまり思い出せない……脳の容量が8GBくらいしかないんじゃないか。

 

ゲームの中では、友人と避暑地に行ったり夏祭りに行ったりしているので、そこをカウントすればまあまあいい夏だったと言えなくもない。

花火も見たし美味しいものも食べたし怖い思いもした。あれこれ夏エンジョイしてない?

しかし現実の自分は涼しい部屋でジュース片手にパソコンに向かっているわけで。はたから見ればYoutubeで動画見てるのと何ら変わりない。

あと夏らしいことと言えば、夏限定の飲み物飲んだくらいかしらん。限定商品に思わず手が伸びてしまう癖があるのだ。

夏季限定はスイカ味のアレコレが多い。味は大体想像できるのについつい買ってしまう。販促に引っ掛かる人間がここに一人。

 

来年は夏らしいことを現実でもしたい。しかし一人で海も一人で祭りも、なんだか寂しい人間みたいで気が引けてしまう。

これが寂しいと思う人間の心が寂しい……などと哲学的なことを言ってみようにもその相手すらいないのだから、まあ寂しいと形容するしかない。

夏らしいことを考える前に、そういったことに付き合ってくれる友人をつくることから始めないといけないかもしれない。

イベント参加のために友人をつくるなんて完全におかしいけれど。でも花火したり祭り行ったりを誰かと楽しみたいんだよ!!!