精神的引きこもり

自分の中に他人はいない。人格的な意味ではなく、自分の思考の中に他人を入れる余地がない。

他人のために、と考えることもその実自分が嫌われないためで、常に主観的、というか自分の世界に自分しかいないから、他人の事情をその人の立場で鑑みることもできない。

そんなだから、人に話す言葉も、ここの文章も、わかりやすいわけがない。

自分ならわかる。自分の書いた文章だからだ。それでもよくわからない時もあるが。

 

そう考えると色々合点がいく。変だと言われるのはこういうところである。

自分の中で道理が通っていても、他の人から見れば「なんでそう考えるの?」と思われる。

こういう理由で、と説明するのにも疲れた。伝わらないか伝わっても納得されないかだからだ。

自分と他人の致命的なズレを認識しないまま成長してしまった。今、一応社会の一員として生きているのは奇跡かもしれない。

一歩間違えれば自分だって新聞の片隅に実名が載っていたかもしれない、名前の後に「容疑者」と付いて。

明るい未来はいつだって想像できないが、悲しいかな、そういう想像はいくらでもできる。

 

なぜこんな暗いことを書いているかというと、とても疲れているからだ。

最近体が妙に重い。長く寝ているはずなのに眠いし、立ちくらみもする。

不調オブ不調。これを不調と言わずになんと言うってくらい不調。

こんな日は早く寝るに限る。意識を切断すれば、変なことを考えなくて済むし。

本音を言うと引きこもりたいけどそれは無理なので。会社員って大変なんだな。