忙しかったな。久しぶりに元の業務を自分が担当することになって。
とちりつつ上司に助けてもらって何とか進めていたら、新しい仕事が舞い込んで。
てんやわんやしながらなんとか片づけた。まあ最終的な締めは先輩に代わってもらったけど。
休憩時間にめちゃくちゃ寝てしまった。午後から調子悪くて、やっぱ慣れない場所で普段と違う体勢で寝るもんじゃねえなと思った。
財布を忘れて駐輪場から自転車が出せず、疲れてたこともあったので久しぶりにバスで帰った。
携帯の電池が切れていたから、とりあえずバス停に向かったら、割とすぐに乗りたいバスが来た。ラッキー。
信号待ちの間に、運転手さんが「皆様、お疲れ様です」とアナウンスを始めた。
コロナ禍でも心の距離は離れないように……みたいな感じの内容。
とても落ち着いた声で、丁寧に言っていた。
椅子に座って半目で窓に寄りかかっていたけれど、思わず目を閉じて聞いてしまった。
沁みた。よくわかんないけど。別にコロナでめちゃくちゃ大変ってわけじゃないけれど。
その運転手さん、停留所で人が降りる度に「よい週末を」「お気をつけて」と声をかけていた。
小さいけれど、そういう気づかい、なかなかできるもんじゃないよなあ。
人相手の仕事をしてると、少なからず嫌な思いはするだろうし。それでも折れないって素敵な人だな。
自分もこういうこと、できてるかなあ。
明日も仕事だけど頑張ろう。と思える終わりでした。