人生周回遅れ

出勤したら「笑顔が苦笑いだ」と言われた。

以前、別の職場で笑顔でいたら「嘘の笑顔だ」と言われたことを思い出して、一瞬たじろいでしまったが、予想に反して体調を心配された。

わかりやすい人の優しさに慣れていない上に、体調、というか精神が安定していなかったので出勤早々泣きそうになった。

 

他人の機微に聡い人はすごいと思う。そしてそれをちゃんと相手に伝えられることも。

今までそういう人になかなか巡り合えていなかったので、自分は社会や他人というものを知らずにいたようだ。

知ろうとしていなかったのかもしれないな、とも思う。精神的引きこもり。

自分のことは「人生周回遅れ」だと思っている。その年齢で経験すべき(と自分が思っている)ことをことごとく後になって経験している。

前の記事でも書いた気がするけど、精神年齢が低いのだ。今やっと、そろそろ高校卒業できそう……くらいなんじゃないか。

だもんで、社会の人々が様々な経験の中で把握してきた暗黙の了解、みたいなことが、わからないことがある。

 

……と思っていたけれど、これ、どっかおかしいからなんじゃないか?という考えが浮かんできた。数年前からだけど。

まあ「お前は病気だ」って言われ続けてきたら「病気なら薬なりなんなりで治せるのでは?」となるのも不思議じゃない、はず。

でもこういうのってどこに行ったらいいんだろうな、多分恐らくほぼ確実に精神科だろうな。

精神科は以前通っていたことがあるけれど、親に連れられて行ったので、自分一人で行く勇気はなかなか出ない。

そもそも普段から病院に行かない。先日胃腸炎になって駆け込んだ病院が何年ぶり、みたいな感じだし、行くとしたらインフルエンザの予防接種くらいだ。

幼い頃に何度も行っていた歯医者も、とんと行かなくなってしまった。

脳味噌含めて身体中を調べてもらって、おかしい所全部指摘してもらえたらいいのになあ。

 

ま、病院なんて行く暇も気力ないんだけど。

幸いにも今のところそんなに不便だとは思ってないので、「これはやべえのかもしれない」と思った時点で微調整しつつ、騙し騙し生きていくことになると思う。