逃避癖

嫌なことや面倒なことは先延ばしにする癖があるので、実は学生時代の夏休みの宿題を全て提出した記憶がない。

小学校低学年くらいはちゃんとやっていた気がするけれど。

中学だか高校だかで、宿題を提出していない生徒の出席番号が、教室の後ろの黒板に書かれていた。

自分と、あと二人か三人くらいの番号がいつまでもいつまでも残っていた。

一か月くらいで、別の言葉を書く時に消されてうやむやになっていたような。

 

ぶっちゃけ宿題とか要らなくない?とは思わないけれど、普通に苦痛だった。今思うとなんでそんなに嫌だったのかわからない。

でも多分、今同じような状況になれば、きっと辛くなると思う。

集中力がプリント一枚分も続かないので、それが何十倍もあるとなると逃げたくなってしまう。

みんなアレを何でも無いような、当たり前の顔でやってたのか……Syrup16gの「ハピネス」が頭の中で流れる。

こんな普通を、こんな苦痛をみんな耐えてたんだな……

 

そう言えば、以前読んだ本に「面倒くさいは人を殺す」みたいな言葉があった。

他人を故意に傷つけたり殺したりすることは多分しないと思うけど、自分を殺すことはいつかしてしまいそうで怖い。

というか今現在、殺している真っ最中なのでは?部屋汚いし社交性もないし。社会的にギリギリまだ引っかかってるくらいなのでは……

 

Q.こんなことを考えているのは何故か。

A.明日も色々とあるのにまったく準備をしていないから。

準備めんどくせ~~~~~酒飲んで寝てえ~~~~~~って思いながらまだ寝る準備すらしていないんですね。

本当に嫌だ……いや、嫌ではないんだけど……面倒だ…………

朝起きたら明日の予定が丸々潰れてしまっていないかと願ってしまう……

そんなことあるはずないから半泣きで準備をする…………

 

ちなみに、教師から授業の度に怒られ「この責め苦がずっと続くのか」と一週間くらいで観念した宿題は真夜中に泣きながら片付けてた。超適当だったけど。