二日目。本日も掃除掃除掃除、だった。
何にせよ、やることがあるのはいいなあ、と思う。明後日からはあるかどうかわからないので。
普段やってない、今だからできるとこなんかにも手を出したりして。楽しかったし気分も良かった。
時間がかかるし結構大変で一人でしかできない作業、ってのは割と向いてるかもしれんな、という分析。
明後日からは別部署の手伝いらしい。そこは常に誰かしらがいて逃げられないので不安を感じる。
でも同じ部署の人みんなで手伝いに行くから……まだ……乗り越えられるかな……
同僚とも先輩ともまあまあそつなく会話をすることができて、自分がちゃんと人間をやれてるようで安心した。
身体のあちこちが痛い。これは筋肉痛の痛み。知っている痛み。最近とんと味わっていなかったけれど。
そして今日も眠い。椅子で寝そうになったのをエナジードリンクで耐えた。
それで起きてやることが動画を見ることとTwitterを徘徊(本当に見て回るだけ)することなので、寝た方が良かったんじゃないかなとも思う。
「よふかしのうた」という漫画に「人はなぜ夜ふかしをするのか」という問いがあった。
主人公にその問いを投げかけた七草ナズナは「今日という日に満足していないからだ」と続ける。
心当たりがあった。ありすぎるくらいあった。
0時を回ってもう寝ないといけない時間、身体は睡眠を求めているのに、見ていない動画、途中のままのゲーム、botばかりが呟くタイムラインに手を伸ばす。
明日でいいのに、今日手を付けなければいけないわけではないのに、いつまでもいつまでも目を閉じることを避け続ける。
それで次の日泣きを見てるんだから救いようもないけれど。
昔は、朝まで起きていることが多かった。寝ると朝が来るから。まあ起きてても来るんだけど、寝ると一瞬に感じるから。
それは朝が来るのが怖かったからだと思っていたけれど、それと同時に、明日も頑張ろうと思えるほどの今日じゃなかったんだろうな。
悲惨な今日を塗りつぶせるくらいの何かが欲しくて、でもその何かが何なのかよくわからないから、知ってる場所をぐるぐるするしかなかったのかもしれない。
今はそこまでじゃないな。なんやかんや朝日が昇るのを窓の外に見ることはあるけれど、白んでいく空も、それを見る前に寝ることも、怖くない。
精神の成長は感じられないから、やっぱり環境なんだなあ、と、いつものところに帰結するわけです。
今日も早く上がることになったから、イチゴを買って帰った。
大粒のものと、小粒のものと、その中くらいのサイズのと。調子に乗って三パックも買った。
パソコンの前でぼーっとしながら、一パック食べきったら、指が赤くなった。指からイチゴの匂いがした。
イチゴの匂い、好きだな。食べるとそんなに甘くないやつがあるところも、表面がぶつぶつなのも好き。
でも、もうすぐ旬終わるから困っている。秋になったらザクロを食べようと思っているけれど、それまでの、夏の間の果物、どうしよう。
スイカを一人で食べるのか……やったことないけど、やってみようかな。小さいやつ買って。